2017年04月23日
縄文活動のご報告 2017年4月
2016年に縄文時代にはまって以来、縄文をモチーフにした作品を定期的に作っている。
↓2016年の主な縄文活動
発掘! 縄文土器一発!
阿佐ヶ谷に土偶ブームがやってきた日
旅する縄文土器 〜新潟編〜
【縄文ハック01】「縄モンGO」で「ピカ偶」をゲットする方法 | ゆるがしこい節約メディア「ゆるぢえさん」
今年も引き続き縄文モチーフの作品を作っているので、一度整理しておきたい。
ゆるぢえさん「縄文ハック」連載
ゆるがしこい節約メディア「ゆるぢえさん」では引き続き縄文工作家として「縄文ハック」というシリーズで連載させていただいている。
第2回はあの人気コーヒーチェーンを「縄文ハック」。
【縄文ハック02】スタバのコーヒーはマイ縄文土器を持参しても割引されるのか | ゆるがしこい節約メディア「ゆるぢえさん」
コーヒーマグ(タンブラー)を火焔型土器に改造し、実際にコーヒーを入れてもらいに行く、というネタ。
店員さんが全く動揺せず、笑顔を崩さないことに感動した。
「意識の高い縄文人」は一度やってみたかったネタなので、記事に盛り込めて嬉しい。
第3回で縄文ハックの対象としたのは「レゴ」。
大抵の人は子供の時に触れているであろうあのレゴブロックを「縄文ハック」。
【縄文ハック03】目指せ縄文レゴランド!誰でも簡単に縄文土器を作れる「レ土キット」を開発しました | ゆるがしこい節約メディア「ゆるぢえさん」
2017年4月1日に愛知県にオープンする「レゴランド」にあやかりたい、という考えだ。
縄文時代がテーマのフリーマガジン「縄文ZINE」の編集長に縄文好きとして出演してもらった。
快く(しかもノーチェックで)協力してくれた編集長望月さんに感謝。
そしてこの回から「縄文ハック」のロゴも新しく作ったので注目してほしい。
第3回 雑貨大賞
2015年の第2回に続き、今年開催されたヴィレッジヴァンガード主催「第3回 雑貨大賞」に応募。
縄文モチーフの作品が本命だったが、ひとつも審査通過しなかった。
まず「縄文石鹸皿・火焔型&黒曜石鹸」。
新潟から出土している有名な縄文土器の型式のひとつ「火焔型土器」モチーフの石鹸皿と、打製石器によく使用されていた「黒曜石」モチーフの石鹸のセット。
石鹸皿は、100円ショップで購入したプラスチック製の小さなボウルの底に穴をあけて、同じく100円ショップのドレッシングボトルを切断したものと接着。
鶏頭冠突起をつけて粘土で模様を作り、表面はサーフェイサーで仕上げ。
黒曜石鹸は、黒い石鹸をカッターで削った。
どちらもそれらしく、加えて商品っぽく作れたので、出来には満足している。
次に「縄文加湿器・水煙」。
信州の縄文土器の型式のひとつ「水煙文土器」。水煙といえば加湿器、ということで作成。
加湿器本体はペットボトルなどに挿して使う市販のUSB加湿器。
100円ショップの醤油さしのフタ部分に穴をあけて固定し、水の入れ替えが可能なように作った。
窓つきで水の量が見えるのもポイントだ。
元の加湿器の形状の都合上、実物の土器に比べてやや細身になってしまった。
その他模様なども、締め切り前日にギリギリ仕上げたので、精度にやや不満があるのだが。
近々実物を見に行くのでまた水煙文モチーフの作品を作りたい。
他に、「洒ポーチ土偶」「旅する縄文土器(縄文リュック・火焔型)」「射光器土偶」を応募したが、縄文関連はひとつも審査通過せず。
通過したのは「ダイオウ印鑑」のみであった。「ダイオウ印鑑」も最終審査には進めず。めげずにまた次回狙っていくことにする。
「またつま」イベントで縄文活動の報告を
雑貨大賞用に作った縄文作品群は、3月3日に開催された、片桐仁さんと乙幡啓子さんの工作イベント「また、つまらぬ物を作ってしまった vol.6」で縄文好きの片桐仁さんに見ていただき、評価いただいた(片桐賞をいただきました)ので、結果としては作ってよかった。
またその後、3月27日に銀座のハンズエキスポカフェで開催された「また、つまらぬ物を作ってしまった」の交流会でも片桐さんと縄文トークができたこともいい刺激になった。
今年も縄文モチーフ作品をどんどん作っていく予定だ。
また、縄文モチーフの作品を作るだけでなく、縄文時代関連のワークショップなどがあれば積極的に参加していきたい。先日、黒曜石で打製石器を作るワークショップに参加し、勉強になったし楽しかった。
もちろん実物の土器や土偶、遺跡も積極的に現場に行って見に行くつもりだ。