2013年06月07日

台北弾丸紀行

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  • by 松本ジュンイチロー
台北弾丸紀行

最近知り合った、海外によく行くという友人と飲んだ時に聞いてみた。
「今まで行った国で一番いい国はどこだった?」
彼は言った。「台湾だね。」
そうか。
じゃ行こう。

そんなわけで、初めて一人で海外旅行に行くことにした。行き先は台湾である。
ツアー会社のパッケージ旅行を利用した、2泊3日の台北ツアーだ。
今回は初めて一人で行くため、格安ツアー検索サイト「トラベルコちゃん」で安いツアーを探したのだが、大抵の場合、2名以上前提の料金表示なので、一人だと一人部屋料金などの追加費用がかかることが多い。迷ったが、初めてだし今回はいいか、ということにした。

スクート

台湾の桃園国際空港まで、スクート航空で成田から約3時間半。
お昼に出発して、到着は日本時間で15時過ぎ。時差が1時間あるので14時過ぎ。飛行機が30分ほど遅れて15時くらいの到着となった。
そして入国手続がものすごい行列。これは帰りもそうだったので、桃園空港がそうなのかもしれないし、成田でも外国人の入国手続は行列していたから、そもそもそういうものなのかもしれない。また同じツアーの誰かに荷物トラブルがあったようでかなり待たされる。

桃園空港

ということで、台北市内、西門町にあるホテルに着いたのが18時くらい。
予定では少し台北市内を歩いてみるつもりだったが、友人(ベトナムの面白情報サイト「べとまる」のネルソン君)が紹介してくれた、台湾人の友人との約束の時間があるので、急いで出かける。

居酒屋

台湾の友人(ちなみに美女だ。その妹さんも美女という美人姉妹!)と西門駅で待ち合わせ。初対面でよく見つけてくれた。彼女らは地元の人に人気の居酒屋に連れて行ってくれた。そこで台湾ビールを飲み、台湾料理をいただく。
台湾ビールは暑い国のビールらしく、薄めで飲みやすいタイプ。沖縄のオリオンビールに似ている。友人は、日本のビールは濃すぎて苦手と言っていた。気持ちはすごくわかる。
台湾料理は中華料理がベースのようだ。香草類が沢山使われており、苦手な人には辛いかも。私は好きだ。豚の血を固めたやつも美味しくいただいた。
友人の知り合いの愉快なおじさんに絡まれ、沢山飲まされたりもした(台湾では乾杯すると飲み干さなきゃいけない風習らしい)。なんだかご機嫌で、ユーアーハンサムボーイ、って言ってくれた。おごるよ!って言われたけどお断りする。
友人は帰りに一番お勧めだというパイナップルケーキを売っている、「世運食品」に連れてってくれた。
そんなこんなでふらふらになりながらもホテルへ帰り、一日目終了。

台北夜

早起きしよう、と思ったら6時くらいに目が覚めてしまった二日目。せっかくなので早めに朝ごはんを早めに済ませる。朝ごはんは台湾料理のバイキング。どれも美味しかった。食べ終わって部屋に戻り、テレビを眺めていたら日本のテレビ番組を放送するチャンネルがいくつか。ガリレオなんて先週のやつをもう放送してた。破案天才加利略。破案天才は「名探偵」みたいな意味だと思う。

ガリレオ

他にもドラえもんやこち亀も。こっちでいうニチアサ(日曜朝の子供向けテレビ番組枠)みたいな位置づけなんだろうか。
前日友人から聞いたのだが、こち亀は台湾の子どもたちに大人気だそうだ。烏龍派出所という名前で放送されていた。ここでいう「烏龍」っていうのはウーロン茶のことではなく、「めちゃくちゃ」とか「間抜け」とかいう意味らしい。でも日本の下町のあの感じ、わかるのだろうか?そういうのも含めてなのかな。

こち亀

ちなみに名探偵コナン、ワンピースやナルト、銀魂なんかも人気だそうだ。そういえば西門町にはアニメイトもあって、日本の漫画もたくさん置いてあった。

台北

二日目は街歩きがメインの予定。まずは徒歩で龍山寺へ。時間は9時くらいだがすでに日差しは強く、暑い。台湾は沖縄より南にある。台北の気候は亜熱帯であり、5月から9月までは夏だ。日中徒歩で長い距離を歩くのはやめておいたほうがいいだろう。やったけど。

龍山寺

龍山寺(ロンシャンスー)、あまり前情報を得ずに行ったが、もっと観光地然としているかとおもいきやリアルに信仰の中心だったようだ。ちょうど礼拝(?)の時間だったのか、ずっと歌というか読経というか、お寺中に響いていた。

龍山寺

ちなみにここでスリらしき人に狙われる。龍山寺の外観の写真を撮っていて、なんか視線を感じるな、と思ったらやたらとこっちを見ている人がいた。50代くらいの男性。ちょっと嫌な予感がしたのでそれとなく観察していると、私が外で写真を撮っている間は目的なさそうに外をぶらぶらしており、いなくなったと思ったらお寺の入口の脇にいて、誰かを待っているようなそぶり。だが私が入り口をくぐるとその後をついてきた。さすがに警戒していたのでその人に後ろに回られないよう、それとなく壁際に移動したり、常にその人の後ろに行くように動いていたら諦めたようで何処かへ行ってしまった。実際にスリだったかどうかは分からないが用心するに越したことはない。皆様もお気をつけを。

台北

龍山寺から出て、どこかお店に入ろうかと思ったのだが西門町のあたりは店舗のオープン時間が大体11:00くらいかららしく、まだどこも開いていない。どこも開いてないし人が少ないなー、ひょっとして日曜休みの店が多いのか?と思ったらまだ早いからだった。そういえば高円寺でもそんな感じだった。
ちなみにコンビニがそこら中にある。一番多いのはFamilyMart(全家)だろうか?24時間営業で、日本とほぼ変わらないスタイルなので安心。ただビニール袋は有料。

北門

上の写真は北門。台北にはかつて台北城という大きな城があった。元々は対日本用の城塞として清朝によって作られたそうだが、結果その役割を果すことがないまま撤去され、現在は4つの門が残るのみである。
北門は台北城の表玄関であった、重厚な作りの門である。大きな道路の真ん中にぽつんとある。

かき氷

西門町芒果氷でマンゴーかき氷を食べる。丼いっぱいほどのかき氷。180元。とても美味しかったがお腹いっぱいだ。隣の席の台湾人のカップルは一杯をふたりで食べていた。ああ、まあそういうことだよね・・・
台湾の通貨はニュー台湾ドル。大体の店で表記は「元」だ。その時のレートで1TWD=3.45円くらい。だからかき氷600円ちょっとか。やや高めかな。

台北

台湾ではフリーのWifiが普及しており、事前に登録すれば使用出来る・・・のだが、私のiPhone5に関して言えばほぼ当てにならなかった。事前にルートをGoogleMapに登録しておいたのだが、移動中のネット接続はほぼ不可能。市街地で、運が良ければたまに接続して確認する、という程度しかできなかった。なので観光の目的地などはホテルで紙の地図に転記した。

台北

台北の歩行者用信号はグリーンのLEDで人が歩くアニメーション。信号によってスピードにばらつきがあり、やたら早足の信号もあった。可愛いので動画を撮ろうとしたがLEDなので上手く映らなかった。信号待ちの残り時間が表示されるのも便利。

トイレレストラン

西門町で、トイレモチーフのレストランを見つけた。若者のグループが入っていったけど、流行っているのだろうか?便器の形をした器に料理が盛られてくるとかそういうノリらしい。ちょっとどうなんだろうそれ。
そういえば、台湾のトイレは紙を流せないので、置いてあるゴミ箱にトイレットペーパーを捨てるのだけど、あれはちょっと慣れないなあ・・・

地下鉄

台北の地下鉄はとても安い。3〜4駅までなら20元。つまり70円くらいだ。チップを買って自動改札を通る仕組みも面白い。ただし車内は飲食禁止だそうだ(飲み物もダメ。破ると罰金)
1度、降りるはずの駅の手前までしか料金を払っていなくて乗越精算しなければならずドキドキした。「This is not enough.」でわかってくれてありがたい。
そうそう、台北ではエスカレーターの右側に寄るのがマナーらしい。関西と同じか。東京は左だよね。

台北

台北は都会だが、古い建物がいくつもある。通りに面して高層の集合住宅が立ち並ぶ、アジアらしい密度だ。スクーターで移動する人が多いらしく、大きな通りの脇にはスクーターが整然と停車している。
ICE MONSTERというかき氷屋に行こうと、国父記念館駅付近を歩いている時に大きな地震があった。暑かったし、目眩かと思ったが、ビルの上からパラパラと塵が落ちてきて、慌てて屋根の下に移動した。しかし周りにいた現地の人たちは無反応で、あれ、こっちの人はあんまり気にしないのかな、と思った。後でネットに繋いだ時に日本のみんなから心配するメッセージが次々届いていて有難かった。台湾は古い建物が多いようだが、大きな地震には弱いのではないだろうか。南側のほうが被害が大きく、亡くなった方もいたらしい。
ICE MONSTERは凄い行列だったので結局入るのを諦めた。

superdrystore

この旅のもう一つの目的に、Superdry 極度乾燥(しなさい)の店舗を回る、というものがあった。Superdry 極度乾燥(しなさい)については以前もこのブログにて(直訳調で)書いた通り。全部で5店舗のSuperdryStoreに行ったのだが、それについては別途記述した。

台北101

台北101のあるあたり、市政府駅周辺は台北の行政の中心地のようだ。開発が進んでいて新しい高層ビルが多く、日本で言えば東京駅近辺のような雰囲気がある。台北101は日本で言えば六本木ヒルズだろうか。高級店が並び、ここは一般の人にはあんまり関係ないのだろうな、という感じだ。急いでいたことと、高かった(500元!)ので、展望台には登らなかった。
101の近くにある国父記念館は孫文の生誕百年を記念して作られたホール。今回は中には入らず。周りで若者がダンスの練習をしていたよ。

国父記念館

日本へのお土産として、誠品書店の阿原肥皂で石鹸を、小茶栽堂でお茶を購入。
どちらも店員さんがとても親切にしてくれた。私の片言の英語に付き合ってくれてありがとう。

台北夜

台北は夜のほうが活気がある街だ。なぜかって暑いからだ。私のように日中汗だくで歩きまわってる人なんていなかった。なにせ汗だくになりすぎて一日に2回Tシャツを着替えたくらいだ(Tシャツが足りなくなってSuperdryStoreで買ったTシャツを着て帰ってくることになったが)。宿泊した西門町は日本でいう原宿のような、若者の街のようだ。夕方、ホテルに1度戻ってくる頃、街に人があふれていた。そうか、みんな夜行性か・・・

夜市

台湾の夜といえば夜市。今回行ったのは、前日に美女におすすめされた寧夏夜市だ。中山駅から徒歩10分ほど。30〜50元くらいでいろいろな食べ物が買える。ひと通り見たあと、脇にあるお店に入り牡蠣のオムレツと猪の肝のスープ。計100元。入ってから気づいたが飲み物はメニューにない。持ち込んでも良いルールのようだ。ビールが飲みたくてしかたがなかった。
その後コンビニで台湾ビールを買い、屋台で鳥を揚げたり焼いたりしたものを買ってお腹いっぱい。愛玉子も買ったがその店のは今ひとつだった。ホテルに帰る途中でまたビールとおつまみを買う。何しろ朝4:00発なので下手に寝られない。早朝発は慌ただしい。

結局ニュー台湾ドルを少し余らせてしまった。慌ただしくて行けなかったところもあるし、AirAsiaが7月から台湾に飛ぶようになるし、すごく楽しかったのでまた行こう。台湾は確かにいいところだった!

台湾料理

もう1ヶ月くらい滞在したい。