2012年10月14日

10/8 出張落語会

10/8は、久々に杉並区の介護施設で落語をやってきました。
今回のメンバーは、杉並江戸落語研究会から私を含めて3人。
珍しく後輩の若手2人（1人は年上だけど）との共演。

トップバッターは「事例亭松平（じれっていまっぴら）」。外国人旅行客が一番好きな飲食店は「富士そば」だというマクラから、「時そば」。
時そばはご存知、間抜けな男がそば屋の勘定を一文ごまかそうとする話。
器用で丁寧な落語が光ってました。

2番目は「花伝亭武留（かでんていぶるー）」。
自分の子供に嫌われている、という話から「寿限無」をマクラに「ガマの油」。
ガマの油売りが泥酔して商売をはじめるという話。
パワフルな落語でお客さんの心を掴む。
「こんなに面白いガマの油は聞いたことがない」って褒められていた。く、悔しい。

そしてトリが私、「順風亭浪漫（じゅんぷうていろまん）」。
オーストラリアの、汽車が運んでくる寿司の話から、落語を外人向けにしたら、という話でまんじゅうこわいの海外版「ハンバーガー怖い」をマクラに「ちりとてちん」。
腐った豆腐を生意気な男に食わせて懲らしめよう、という話。
いやちりとてちんは夏の話だから本当はちょっと遅いんだけど。あと、食べ物の話が松平君と被ったのもご愛嬌。

終了後、お茶会でホットケーキをいただきました。
松平君が結婚できない、という話で盛り上がったり、楽しいひと時でした。
皆さんありがとうございました。お疲れ様でした。

落語をやるのは久しぶりだったけど、やっぱり楽しいなあ。
次回は11/25の杉並江戸落語研究会のイベント「こうしん寄席」に出演します。
高円寺の庚申文化会館で、12:30〜15:00。
入場料は500円。私に声をかけてくれれば400円で前売りを売ります（2枚だけしかないけど）。