2013年12月07日

落語会に来てもらうための、たった2つのシンプルな方法

2013年12月23日(祝日)に、私の所属しているアマチュア落語サークル「杉並江戸落語研究会」が、5周年を記念して落語会を開催する。
私(順風亭浪漫)も出演するのだが、さてどうやったらみんなが落語会に興味を持ってくれるだろうか。
考えてみた。

落語会の詳細についてはこちらのページに詳しいが、アマチュアの落語会に、ふつうの方法では興味を持ってもらえないと思うのだ。
幸い、日本にはいくつか成功しているメソッドがある。それに則ればみんな興味を持つに違いない。

まずはこれだ。
楽なんとか風バナー

有名ネットショップのメソッドである。
過剰なまでの情報のテンションの高さ。
わざと馴れ馴れしくすることで「店主の顔が見える」のがポイントだ。この場合店主って誰だろうか。
落語会のない人生なんてつまらない。そうでしょう?
思わずカートに入れたくなった人も多いのではないだろうか。

もうひとつがこれ。
情報商材風バナー

情報商材のメソッドだ。
なんとなく、落語会に来たら人生が変わりそうな雰囲気ではないか。
「何かわからんけどとにかく何かスゴそう!!」というメッセージだけが伝わってくる。
落語の秘密という非常にあやふやなことを言っているが、それが何なのかは私も知らない。
ボタン
なんかこういうボタンがいくつも出てきそうな雰囲気があるだろう(クリックできません)。

いかがだろうか。落語会に興味が湧いてきただろう。
この2つのバナー、レイアウトも情報もほぼ同じだが、与える印象はかなり違うのではないだろうか。

えーと、本当のところを言えば、人気No.1かどうかは定かではないし、人生も変わらない。
だけど暇つぶしくらいにはなりますから、是非来てくださいよ。

杉落研創立5周年寄席
2013年12月23日(祝日)
会場:なかの芸能小劇場(スマイルなかの2F)
会場住所:東京都中野区中野5-68-7(JR中野駅より徒歩5分)
開始時間:14:00(開場:13:30)
入場料:¥500
詳細はこちら

以上、何卒よろしくお願い致します。

元ネタはデイリーポータルZの林さんの記事「カフカ「変身」をネット通販風に描く」。
この記事はちょっと面白すぎるので、まだ読んだことのない人は是非読んでみて欲しい。

カニ

カニは関係ない。