2015年12月24日
メリークリス升!
クリスマスが今年もやってきた。圧倒的なパワーで有無を言わさずやってきた。
インターネット上でのクリスマスの扱いは相変わらずだ。揶揄してみたり、中止を主張したり、ぼっち(孤独)でいることを強調したり、とかくクリスマスは斜に構えるのが、インターネットの風潮として主流である。
クリスマスは駅前だろうがスーパーだろうがコンビニだろうが、とにかくキラキラしている。
スポーツジムでさえクリスマスソングを流して精神を汚染してこようとする始末だ。そこはひとりで行く所だろうがよ。
街全体がまるで毒の沼地に覆われたかのようだ。
ロトのよろいを着ていないと、歩いているだけでHPを削られてしまう。勇者以外は引きこもるしかない。
(※ドラクエの比喩です)
とかそういうの、もうよくないか。
だいたいだ。インターネットでぼっち(孤独)ネタが多くの共感を呼んでいるからといって、書いている人が実際にそうだとは限らないじゃないか。
ぼっちネタの記事をさっさと入稿してクリスマスクリスマスしてるに違いないのだ。
インターネットにはどうせ嘘しかないのだ! インターネットに真実を!
いや、話がずれた。
クリスマスとそろそろ折り合いをつけてもいいのではないか、という話だ。
皆、クリスマスのこと、もっと受け入れてあげてよ。
クリスマス、意外と悪いやつじゃないよ。
ぼくは悪いクリスマスじゃないよ!
そんな、クリスマスへの思いを込めて作ったのがこちら。
「クリス升」だ。
その名の通り、クリスマスの升(ます)である。
クリスマスツリーのもとに、プレゼントを積んだソリとトナカイとサンタクロース。
しかも光る。ロマンチック!
メリークリス升!
出オチです
言いたいことは以上なのだが、制作過程を少し。
升は檜の一合枡を使用。
クリス升の中身の土台はスチレンボードに粘土で傾斜をつけたものだ。
ツリーは光らせるため、針金を芯にしてLEDを固定。
先端には粘土で作った星をつける。LEDの大きさの都合上、星がでかいのは仕方がない。
幹は石塑粘土で作り、それらしく凹凸を。
ツリーの幹を塗装して、ジオラマで樹木に使うスポンジで葉を表現。
ビーズや針金で飾り付けると、クリスマスツリーらしくなった。
サンタクロースはジオラマ用のフィギュア。何故か水着の人のセットしかなかったので、水着の人を改造。
無理やり夏から冬に来てもらう。
浮き輪をちょん切ったりパテを盛ったり削ったり。
トナカイはフィギュアを持っていないのでパテで自作。
ソリは厚紙で組み立てた。
塗装するとクリスマスによく見るやつらに。
サンタは、塗装する前はサンタに見えなくて焦ったが、赤と白のクリスマスパワーはすごい。
土台にはチョークを削って雪を積もらせた。雪だるまも作成。
サンタたちを接着したら完成だ。
光らせるための電池はジオラマ部分の下に設置した。
もう一度言います
升の中のクリスマスジオラマ、名づけて「クリス升」。
さあ、みなさんもご一緒に。
(せーので)メリークリス升!!