2014年04月28日
飛行機に双眼鏡を持ち込むと楽しい(かもしれない)
先日沖縄旅行に行った際、行きの飛行機で、窓際の席が取れた。
成田空港から那覇空港まで、約3時間ほどのフライト。
せっかく窓際の席だから、窓の外を眺めたい。
そうだ、双眼鏡を持ち込んだらもっと楽しめるのでは?
そう思ったのでやってみた。
乗る飛行機は、最近就航したばかりの「バニラ・エア」。
いわゆるLCC(ローコストキャリア)。セール中だったので沖縄往復7,000円ほど。
安くなったものだ。
双眼鏡で窓から覗くなら、下に陸地がある離陸してすぐがチャンス。
そう思っていたのだが。
気づけば陸地は遥か後方。
すみません、離陸前後寝てました。
前日遅くまで仕事していたものですから…
この企画失敗か、と思っていた矢先に、窓の外、遠くにうっすらと見えるあれは!
早速覗いてみよう。
やっぱり富士山だ!(写真はイメージです)
いや、雲がかかっていて微妙なんだけど、富士山が見えると嬉しい。
宝永火口(中腹にある巨大な火口)が見えるから、どの角度から見えているかわかる。
先ほどの遠景の写真で、手前にうっすらと見えているのが伊豆諸島だと思われる。
ぼんやりした話で申し訳無い。靄がかかっていたのが残念だが、天気によってはもっとはっきり見えるのではないだろうか。
その後は外洋に出てしまったので、見えるのは海と雲ばかり。
時々船が通り、双眼鏡で覗くとどんな船かわかるくらいだ。
外洋を行くのはだいたいタンカーだけど。
と、そうこうしているうちに、飛行機の高度が下がってきた。
突然窓の下に島が。
今度こそ、と双眼鏡で覗いてみると、見える見える、地形がはっきり見えるぞ。
少し霞んでいるものの、海岸線や山の稜線、集落があるのがわかる。(写真はイメージです)
調べてみたところ、この島はどうやら奄美大島のようだ。
写真に写っているのは奄美大島の北の端っこ。
Googlemapの衛星写真で同じ地形を見つけた時は興奮した。
このあと飛行機は高度を下げ、沖縄へ。
その辺りはずっと双眼鏡を覗いていて、写真を撮るのを忘れていた。
今回持っていった双眼鏡は8倍の比較的小さなもの。
もう少し倍率の高いものを持っていけば、もっと楽しいんじゃないか。
天気に左右されるため、運の要素も強いのだが。
ただ、上空は日差しが強いので、あまり長時間見続けないほうがいいかもしれない。
もちろん太陽を直接見てはいけません!
今回の座席はエンジンと翼が邪魔だったので、今度やる時は翼付近の席は避けよう。