2014年02月23日

誰でもできる!やさしい資金洗浄

やさしい資金洗浄

世の中に出回っているお金は、きれいなお金ばかりじゃない。
もしあなたの手に、汚れたお金が飛び込んできたら。
そんな時には資金洗浄だ。
その手順について、わかりやすく説明してみたい。

汚れたお金

今回はこの汚れたお金を、どうにかして資金洗浄してみよう。

資金洗浄といえば最初に何を思い浮かべるだろうか。
スイス銀行を使う?いや、使うのはこれだ。

ピカール
ピカール。

もうやりたいことはだいたい分かってしまっただろうが、どうかブラウザを閉じないで欲しい。

ピカールは液体の金属磨きだ。
ホームセンターなどで、300円ほどで購入できる。
もちろんAmazonでも購入できる。

硬貨の洗浄

洗剤で洗う

ピカールで磨く前に、食器用洗剤を薄めた水で洗い、表面の油などを取り除いておく。
水でよくすすぎ、水分はよく拭き取ること。

ピカールで磨く

ピカールを布に取り、硬貨を磨いていく。
布はすごく汚れるので、もう捨てる予定のタオル等を使うと良い。

歯ブラシで磨く

布だけでは細かいラインの汚れが取れないので、ピカールを少量付けた歯ブラシで磨く。
図案のラインに添って念入りに。

同じようにして、全ての硬貨を磨いていく。

歯ブラシで磨く

磨いたら、きれいな布でピカールと汚れを拭き取り、再度食器用洗剤を薄めた水で洗う。
洗ったら、乾いた布で念入りに磨くと。

5円ピカー
ピカー
(指が汚くて申し訳ない)

驚くほどの光沢が出る。
特に、すぐ茶色い皮膜のできる10円玉が顕著である。

磨く前
磨く前

磨いた後
磨いた後

ピカピカ
ピカピカイェーイ!

写真だとわかりにくいが、顕著に違いが出た10円玉以外も、かなりの光沢が出た。
ただの硬貨が、光沢があるだけで、まるで価値のあるものになったかのように感じて嬉しいものだ。

紙幣の洗浄

千円札

紙幣は紙なので、磨いて洗浄はできない。
とはいえ紙幣は最近(2004年)に新札に切り替わったばかりなので、汚れたものが出回っていることはあまりないだろう。
どうしても気になる場合は、銀行や郵便局で交換してもらうといい。

それを言ってしまうと元も子もないのだが。

折りじわが気になる場合は、アイロンをかけるとかなり改善する。

アイロンがけ

直接アイロンを紙幣に当てるとこげてしまう危険があるので、布やコピー用紙にはさみ、低温でアイロンをかける。

シワが取れにくい場合はスプレーで軽く水を吹きかけたり、アイロン用シワ伸ばしスプレーなどを使ったりすれば良い。

アイロンをかけたら平らなところで冷ます。
これでしわはほとんど目立たなくなる。

アイロン後

以上で基本的な資金洗浄が完了。

だが、さらなる洗浄を試みてみたい。

もっと資金洗浄を

というわけでやって来た。

鎌倉
鎌倉。

そして、向かうのは当然ここ。

銭洗弁財天
銭洗弁財天宇賀福神社だ。

銭洗弁財天

ではさっそく、資金洗浄といこう。

銭洗い
願いを込めて。

これで俗世間の汚れもすっかり綺麗になったはずだ。
名実ともにきれいな資金になった。

洗浄した資金
(銭洗弁財天で洗った千円はしわしわになったので再度アイロンをかけた)

さて、先程から資金洗浄、資金洗浄と言っているが、この資金、一体何の資金かというと…

やっぱり結婚資金だろうか。

※造幣局に問い合わせたところ、硬貨を磨いてきれいにする分には法的に問題はないそうです。
わざと汚したり変形させたり加工したりすると犯罪になりますのでご注意を。

おみくじ

銭洗弁財天の近くにある縁結びの神社、葛原岡神社でおみくじを引いたところ、縁談が多くて困るらしいので、今から断る練習をしておこうと思う。